きょうは、度し難いと感じたことを2つ。
ひとつは、17日のNHK夜9時からの野田首相へのロングインタビューです。この番組では、ことし2回目だと思います。今回はなんと45分間。消費税増税の問題で自民党総裁と会えばいいとか、小選挙区の区割りを見直して違憲状態を解消しないとこの国の底が抜ける、などとキャスターがけしかけました。選挙制度については、比例定数削減の問題にも、民意をゆがめる小選挙区制の問題点にもまったく言及がないもとでの、先の発言です。
首相は、これらに応えて、“決断・実行する政治” への決意をのべるという、まさに首相応援のインタビューでした。
もうひとつは、15日の鳩山元首相の発言です。報道によると、米軍普天間基地のある宜野湾市で講演し、「最低でも県外」への移設という思いを再び語ったというのです。
15日は沖縄が本土に復帰して40年目の日でした。
いま、日本にある米軍の専用施設の74%が沖縄にあります。沖縄の人たちは核も基地もない復帰を望んでいたのに、基地によって長い間、事件・事故と隣り合わせ、そして経済的な発展も阻害されてきたことは、多くの県民を傷つけ苦しめてきました。
40年にあたってのさまざまな報道に接して、16年前に40日間、沖縄に出張したこときのことを思いだしました。町から町への移動は、しばしば広大な基地のまわりの道路を通ることになりました。地理がよくわからないまま、夜間車を走らせていると、基地の入り口の方向へいつの間にかすすんでいたことに気づき、あわてて引き返したこともありました。耳をつんざくごう音にも見舞われました。
日本にある米軍はもともと、日本を守るためにあるのではありません。これまで、アメリカによる戦争の出撃・兵たん拠点となってきました。
また、この基地をなくせば雇用・経済効果が見込めます。沖縄県の推計では、普天間基地の返還によって経済効果は4522億円、雇用は約3万2千人生み出すことができるといいます。(しんぶん赤旗16日付)
核も基地もない沖縄をつくるために、日米安保条約をなくすことが必要です。
消費税10%の中止を求める署名をお願いすると、「待ってください」といわれる方がありました。「もっと上がってもいい。ヨーロッパみたいに、医療や教育におカネがかからないように、してくれるなら」というご意見の方でした。残念ながら、いま出ている「一体改革」では、社会保障がよくなることはないことなどお話しますと、「じゃあ、日本共産党はどうすればいいと考えているんですか」と聞かれました。ここで、「消費税に頼らない別の道があります。社会保障の充実、財政危機の打開ー日本共産党の『提言』(ダイジェスト版)」の出番です。
税負担に関しては、消費税以外のご意見も頂戴しながらお話し、最後には署名をしていだだきました。
いろいろと、ご意見を聞かせてくださるのは、本当にありがたいことです。
夕方、「原発の再稼動やめさせましょう」と南海市駅前でビラを配っていますと、「この間の演説会いきました。がんばって」、「わたし、松坂さん応援しています」、「尼崎のものです。ごくろうさま」など、いろいろとお声をかけていただきました。そんな中、「きょうは、何かあったんか」とつぶやく人も。
実は市民会館で氷川きよしさんのコンサートがあったので、その帰りの女性が大勢駅前に戻ってこられたのです。「きよし」と背中に書いたシャツを着た女性も。みなさん、彼のパワーを注入されて、ますます元気になったことでしょう。音楽には、そして魅力ある人には、人を元気にさせる力があります。(かく言う私も最近、和歌山出身の若いプレイヤーに元気をもらっております)。
音楽で元気になっても、それに冷水を浴びせるような政治では困ります。政治も国民のパワーで急いで変えたいと思いながら、想定していたより早くビラを配り終えました。声をかけてくださったみなさん、ビラを受け取ってくださった大勢の女性のみなさんに感謝!
27日夜、穀田恵二衆院議員を迎えた演説会を和歌山市民会館で開催させていただきました。おききくださったみなさん、ありがとうございました。
2年8ヶ月前の政権交代後、民主党はいくつもの公約違反・裏切りを重ねてきましたが、そのひとつが障害者自立支援法を廃止しないこと。障害が重いほど負担も重い「応益負担」などの根幹を残したまま、新法(障害者総合支援法)成立へ突き進んでいます。
演説会では同法の違憲訴訟原告だった大谷真之さんが登壇し、障害者がのぞむ法律制定を求めるたたかいへの決意をのべられました。消費税増税(これも公約違反)を許さないたたかいについては、業者の久保善秀さんが訴えてくださいました。
手話通訳で、ふたりの方にお世話になりました。ぞれぞれのみなさん、ありがとうございました。
写真は、開会前の舞台(花は、私の妻が活けました)
大谷さんとは、演説会の2日前にもお会いし、ある和歌山地裁の判決を喜びあいました。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病で、頻繁にたんの吸引などが必要な70歳代の男性が、1日12時間の介護サービス(介護保険と障害者自立支援法による給付)を24時間に拡大するよう和歌山市に求めていた裁判の判決でした。
判決は、1日21時間以上のサービスを命じました。男性の妻が判決後、「お父さんは喜んでくれると思います」と話し、「介護は大変でしょう」との記者の問いにたいし、「できるだけのことをしてあげたい」という思いでがんばってきたことを笑顔で話されたことが印象的でした。
「消費税大増税ストップ¦社会保障充実、財政危機打開の提言」をもって、経済団体、商店街をお訪ねしたり、地域の集まりでお話させていただいています。「税負担は能力に応じて」ーこれが当然の原則であるべきなのに日本はそうなっていない。ここをただすことが、財源を考えるときの大きなポイントのひとつです。
たとえば、社員より社長の方が、税と社会保険料の負担が小さいケース=社長は1億3500万円の報酬と2億円余の配当を懐へ。税と社会保険料の負担率は16%。一方、年収720万円余の社員の、この負担率は30%。これが現実です。こうした「格差」がある大きな原因は、株による所得にかかる税金が20%から10%に下げられていることです。
欧米の富裕層からは、われわれにもっと課税をという声が聞こえていますが、日本ではそんな声は聞こえてきません。政府も、この優遇はやめるといいながら、先送りしてきたため、優遇はことしで10年目になりました。
党の「提言」を多くの方にお届けし、大きな世論にしなければなりません。
和歌山城公園前の昼、夕のビラ配りはきょうで終了です。明日はあいにく雨になりそうですので。
きょうは、6日間のうち最もたくさんの激励をいただいた日になりました。「がんばってや。世の中変な方向へいきそうやから」「がんばってもらわな。この消費税増税はあかんわ」など、多くの言葉をかけていただきました。わざわざ、「国重さん。一枚くれ」と車をとめてくださった男性も。
公園前に立つと、お城のまわりを走ったり、歩いたりする人にも出会います。きょうは何年ぶりかでお会いした方もあり、心地よい宣伝になりました。